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オートショップMOMOのよもやま話~第2回~

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皆さんこんにちは!
オートショップMOMO、更新担当の中西です。

 

 

シリーズ2: バイク購入の流れとチェックポイント

 

 

バイクを購入するとき、「何を確認すればいいのか分からない」「どんな手続きが必要なのか不安」と思う人も多いかもしれません。

特に初めてのバイク購入や中古バイクの購入では、注意すべきポイントを押さえておかないと、後で後悔することになりかねません。

バイクは安い買い物ではないので、しっかりとチェックし、自分に合った一台を選ぶことが大切です。

そこで今回は、バイク購入の具体的な流れと、失敗しないためのチェックポイントを詳しく解説します。


1. 購入前に試乗してみる

 

バイクはカタログのスペックや見た目だけでは分からない部分がたくさんあります。

実際に乗ってみると、「思ったよりポジションがきつい」「足つきが悪くて不安定」「エンジンの振動が気になる」など、想像と違うと感じることもあるでしょう。

そのため、できるだけ 試乗をして、自分に合うかどうかを確かめる ことが重要です。

試乗時のチェックポイント

 

  1. 足つきの確認

    • 両足がしっかり地面に着くか(特に信号待ちや渋滞時の安定感に関わる)
    • 片足だけでもつま先がしっかり着けばOKな場合も
  2. ハンドルの位置や操作感

    • ハンドルの高さが自分に合っているか
    • ハンドルの切れ角が十分で、取り回しがしやすいか
  3. シートの座り心地

    • 長時間乗っても疲れにくいか
    • シートの硬さや形状が自分の体に合っているか
  4. エンジン音や振動のチェック

    • エンジンをかけたときに異音がしないか
    • 走行時の振動が不快ではないか(特に長距離ツーリングを考えている場合)
  5. クラッチやギアの操作感(MTバイクの場合)

    • クラッチの重さが自分に合っているか
    • シフトチェンジがスムーズにできるか

 

試乗ができるショップを探して、できるだけ 実際の走行感を確かめる ことをおすすめします。

試乗できない場合でも、店内で跨ったり、押し引きして重さを感じてみたりするだけでも参考になります。


2. 書類の確認

 

バイクを購入する際には、いくつかの重要な書類が必要になります。

特に中古バイクの場合、書類の確認を怠ると 名義変更ができない、修復歴があるのに知らずに購入してしまった というトラブルが発生することもあります。

新車購入時に必要な書類

新車を購入する場合、ショップがほとんどの手続きを代行してくれますが、以下の書類を受け取ることを確認しましょう。

  • 販売証明書(バイクの所有権を証明するもの)
  • 自賠責保険証明書(法律で加入が義務付けられている)
  • メーカー保証書(保証期間や条件を確認)

 

中古バイク購入時に確認すべき書類

 

中古バイクを購入する場合、特に 車検証や整備記録がしっかりしているか を確認することが重要です。

  • 車検証(軽自動車届出済証)

    • 250cc以上のバイクには車検証があり、名義変更の際に必要
    • 車検の有効期限を確認する(期限切れの場合、車検費用が発生する)
  • 整備記録

    • 過去にどんなメンテナンスがされたか、エンジンオイル交換の履歴などをチェック
    • 整備記録がない場合は、現車の状態をしっかり確認
  • 保証の有無

    • 中古バイクでも保証がついているショップもあるので、保証内容をチェック
    • どの範囲まで保証が適用されるか(エンジンのみ、電装系も含むなど)
  • 修復歴やカスタムの有無

    • 事故車(修復歴あり) でないかを確認
    • 改造されている場合、車検に通る状態かどうかチェック(違法改造はNG)

 

書類の不備があると、名義変更ができずトラブルになる可能性があるため、信頼できるショップでの購入をおすすめします。


3. 購入後の手続き

 

バイクを購入したら、名義変更やナンバープレートの登録などの手続き が必要になります。

ショップが代行してくれることが多いですが、自分で行う場合の流れも知っておくと安心です。

名義変更の流れ(250cc以上のバイク)

 

  1. 必要書類を準備(車検証、譲渡証明書、自賠責保険証明書など)
  2. 陸運局(運輸支局)に行き、名義変更手続きを行う
  3. 新しい車検証を受け取る

 

125cc以下のバイクの場合(原付・小型スクーター)

 

  1. 必要書類を持って、市区町村役場で手続き
  2. ナンバープレートを発行してもらう
  3. 自賠責保険に加入し、ステッカーを貼る

 

購入後にすぐやるべきこと

 

  • 任意保険の加入(必須ではないが推奨)
  • バイクの盗難対策(U字ロックやチェーンロックを用意)
  • 最初のメンテナンス時期をチェック(オイル交換など)

 

ショップによっては、手続きをすべて代行してくれるので、購入時に「どこまでやってもらえるのか」を確認しておくとスムーズです。


まとめ

 

バイク購入は、試乗や書類の確認、購入後の手続きまで、しっかりチェックすることで失敗を防ぐことができます。

特に中古バイクを選ぶ場合は、車両の状態や修復歴、保証の有無をしっかり確認し、信頼できるショップで購入することが大切です。

次回は、バイクを長く快適に乗るための 基本的なメンテナンス方法 について詳しく解説します。

バイクライフを楽しむためには、日頃のメンテナンスが欠かせません。

オイル交換やチェーンの調整など、初心者でもできるメンテナンス方法を紹介するので、ぜひチェックしてください。